クレカで買えない"例外的な商品"とは？

2025/05/04

キャッシュレス化が進み、クレジットカード（クレカ）は日常のあらゆる買い物で使える印象があります。しかし、実は「クレカでは買えない商品」や「購入が制限されているサービス」が意外と多く存在することをご存知でしょうか？

この記事では、クレジットカードで購入できない"例外的な商品"やその理由、そして代替手段について分かりやすく解説します。

◎法律で制限されている商品

まず、最も明確なNG例が「法的に制限されている商品」です。
・宝くじ（全国自治宝くじなど）
・公営ギャンブルの投票券（競馬・競輪など）
これらは「クレジットカードでの購入は禁止」と法律で定められています。ギャンブル依存対策や本人確認が困難なことが主な理由です。

◎電子マネー・プリペイドカード類

意外と知られていないのが、他の支払い手段へのチャージや購入です。
・交通系ICカードへのチャージ
・iTunesカードやGoogle Playカードなどのギフトカード類
・電子マネーへの現金同等のチャージ

これらは、資金移動業法やマネーロンダリング防止の観点から、クレカでの直接購入が制限されることがあります。一部のクレカや店舗では例外がありますが、制限されるケースが多いです。

◎現金化につながる可能性のある商品

金券や商品券、切手、印紙などは、クレカ現金化を防ぐ目的で取扱いが制限されることがあります。
例えば、クレジットカードで
・商品券（JCB・VJAなど）
・切手、はがき
・収入印紙
を購入し、金券ショップで換金すれば「現金化行為」と見なされるリスクがあります。これにより、カード会社から利用停止・審査落ちなどの不利益を被る可能性も。

◎店舗や業種による独自の制限

また、カード会社ではなく店舗側の都合でクレカが使えないケースもあります。
・医療機関の一部（自由診療など）
・自治体への各種税金の支払い（対応していない市区町村あり）
・一部の小規模個人商店や現金主義の業者

クレカ加盟店手数料の負担が理由で、カード決済を導入していない事業者もまだ存在します。

◆まとめ：クレジットカード＝万能ではない！

クレカは便利な決済手段ですが、「何でも買える魔法のカード」ではないということを理解しておきましょう。特に、金券類や電子マネー関連は制限が多く、使えると思っていたら断られるケースも少なくありません。

事前に利用可否を確認し、場合によっては現金やデビットカードなど代替手段を用意しておくことが、賢い買い物の第一歩です。
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