"カードを持たない世代"が求める新しいクレカのカタチとは

2025/05/25

スマホ決済が主流になりつつある今、特に20代以下の若年層では「クレジットカードを持っていない」「持つ必要性を感じない」という人が増加しています。
しかし、クレカの仕組みや信用情報の重要性を踏まえると、"カードレス世代"向けの新しい形のクレカが求められているのも事実です。

◎キャッシュレス=クレカではない時代に突入

従来、キャッシュレス決済といえばクレジットカードが主流でしたが、今やスマホ一台で完結するQRコード決済や電子マネーが支持される時代。
物理カードを持ち歩かない"ミニマリズム"志向も相まって、若者の間では「カードを持つ=古い」という印象すらあるのです。

◎"カードを持たずに信用を得る"新時代の発想

とはいえ、クレジットカードの価値は単なる決済手段だけではありません。
**「信用情報を構築する」「社会的な信頼を得る」という点で、クレジットカードは依然として強力なツール。
そのため今、若者が求めているのは「持ち歩くカード」ではなく、"デジタルで完結する信用の証明"**なのです。

◎注目の"ナンバーレス・カードレスクレカ"とは?

このニーズに応える形で、近年増えているのがナンバーレス&アプリ完結型クレカです。
代表的な例として、以下のような機能が人気を集めています。

スマホアプリ内でカード番号・利用明細が確認可能

タッチ決済対応でカード本体は持たなくてもOK

年会費無料、審査も簡素化され、学生や主婦でも申し込みやすい

デザインもシンプルで「ステータス感」より「実用性」を重視

◎"推し活"や"サブスク"に特化したカードも人気

Z世代やミレニアル世代では、自分の価値観に合ったサービス特化型カードが注目されています。
たとえば、音楽配信サービスで還元率が高いカードや、推し活で使える特典が付いたクレカなど、「応援消費」にリンクするカードが続々登場中。

◎まとめ:カードの形は変わっても"信用"は不変

物理的なカードを持たない若者が増えても、クレジットカードが担っている「信用の可視化」という役割は今後も重要です。
"カードレス=クレカ不要"ではなく、"カードレス=新しい形の信用のツール"という視点で見れば、次世代のクレカの在り方が見えてきます。

◆これからのクレカは「持つ」ではなく「使える」時代へ

物理カードにこだわらず、生活スタイルや価値観に合った形のクレカを選ぶことが、これからのスタンダード。
あなたも、自分に合った"次世代クレカ"を見つけてみてはいかがでしょうか?
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