クレカ審査に影響する"サブスク支払い履歴"って?

2025/06/29

動画配信や音楽アプリ、オンライン学習など、日常に欠かせない存在となったサブスクリプション(定額サービス)。
実はこの"サブスク支払い履歴"が、クレジットカードの審査に少なからず影響を与える可能性があることをご存知でしょうか?

◎そもそも"支払い履歴"は信用評価に直結する

クレジットカードの審査では、過去の支払い実績や信用情報が重要視されます。
これにはローン返済履歴、公共料金の支払い、そして近年ではサブスク支払いも含まれるケースが増えています。

特に、携帯キャリア決済や後払い型サービスを利用している場合、支払いの遅延や未払いがあると信用情報に記録され、
クレカの審査でマイナスに働くことがあります。

◎サブスクは"安定性"を示す材料にもなる

一方で、長期間にわたって滞りなく支払いを続けているサブスク履歴は、ポジティブな要素として評価される可能性もあります。
例えば、同じサービスを2年以上使っており、毎月きちんと支払いがされていると、「この人は支払い管理がしっかりしている」という判断につながることも。

ただし、これはあくまで一部のカード会社やスコアリングモデルでの傾向であり、全ての会社が採用している基準ではない点には注意が必要です。

◎注意すべきは"後払い型サブスク"

Apple PayやGoogle Pay経由、あるいは「後払い方式」のサブスクを利用している人は特に要注意です。
これらは一見便利ですが、実質的に"信用取引"とみなされ、未納や滞納が発生すると信用情報機関にネガティブな情報として登録される恐れがあります。

◎今からできる審査対策は?

・毎月のサブスク支払いを自動引き落としに設定し、遅延リスクを減らす
・必要以上のサブスク契約を整理し、支出をスリム化
・可能であれば、自分名義の口座やカードで支払うことで履歴を構築

◆まとめ:サブスクの"使い方"が信用力を左右する時代に

サブスクは生活の一部となった便利なサービスですが、その支払い履歴がクレジットカードの審査に影響する時代が現実になりつつあります。
見直すべきは「どのサービスを契約しているか」よりも、「どのように管理・支払いしているか」。

これを機に、ご自身のサブスク管理状況を今一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
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